答えは、3番の「露出している配管がカクカクして長いエアコン」でした。
では、なぜこのエアコンが水漏れしやすいと思いましたか?
エアコンで冷房や除湿運転をすると、熱交換器が冷やされ水滴が発生します。
この水滴のことをドレン水と呼びます。
このドレン水はドレンホースを通じて、室外に流れだすのです。
みなさんも、室外機脇のドレンホースから、水が流れているのを見たことがあると思います。
写真の白いホースがドレンホースです。
化粧カバーに隠れていて見ることは出来ませんが、中にはドレンホースが赤い矢印のように室外につながっています。
ドレンホースはポリエチレンで作られていますので、とても柔らかいホースです。
この柔らかいホースが、カクカク曲がって配置されていると、どうしてもホースが波打ってしまいます。
エアコン工事の際に、ドレンホースが波打たないように設置しても、年月が経つとどうしても、波打つようになります。
ドレンホースが波打つと、水やホコリなどの汚れがたまりやすくなります。
ホコリや汚れがたまってしまうと、水が流れなくなり、室内機側から水漏れを起こしてしまうのです。
もしドレンホースの詰まりで水漏れを起こしてしまった場合には、サクションポンプを使って簡単に直すことが出来ます。
サクションポンプとは、こんな感じのやつです。
使い方はいたって簡単です。
ドレンホースに、サクションポンプの先端に差し込み、2~3回押したり引いたりするだけです。