「おそうじ専科」では、スチームでのエアコンクリーニングを行っておりません。スチーム洗浄は問題ありと考えております。
問題点1.樹脂部品に損傷を与える可能性がある。(40℃以上のお湯を使うと変形することがあります)
問題点2.十分な水量を放出できないため、汚れを十分に洗い流せない。
※メーカー等では、スチームでの洗浄を禁止しております。
エアコンの内部洗浄はエアコンを数シーズン使用した後でも電気代のムダなく、冷暖房を行うために必要になることがあります。エアコン内部の洗浄は熱交換器などの汚れを除去する方法が一般的ですが、その洗浄方法や使用する洗浄剤の選定・取り扱い・処理に高い専門性が必要です。
もし、誤った洗浄剤の選定・使用方法で内部洗浄を行うと、エアコン内部に残った洗浄剤で、樹脂部品の破損・電気部品の絶縁不良などが発生し、エアコン自体が運転できない故障となったり、最悪の場合は、発煙・発火につながる恐れがあります。
クリーニングの注意事項(業者の方へ)
- 電気部品、ファンモーターなどには“絶対に”洗浄剤がかからないこと。
- 洗浄剤は、樹脂材(プラスチック)をおかさない適正なものを使用すること。
- 樹脂部品に損傷を与えるような高温高圧スチームでの洗浄を行わないこと。
- 汚れが排水経路に詰まらないように十分にすすぎを行うこと。
日本冷凍空調工業会より引用