他社にエアコンクリーニング依頼したら、アルミフィンの青い塗膜が剥がれてしまったのですが・・・

機種によって、エアコン室内機のアルミフィン部分に青くコーティングされているものがあります(通常の機種はコーティング処理していませんので金属色/シルバーに見えます)。この青いモノは親水性を保つための表面処理で、除湿した水分をアルミフィン表面になじませて、水受け皿(ドレンパン)に落下させドレンとして排出させる働きをします。空気中には多様の成分(特に新築時の塗料・接着剤等の成分)が含まれています。アルミフィン部分に油成分等が付着すると親水性が悪くなり、アルミフィン表面で水玉となり、上手く水受け皿(ドレンパン)に落ちないで、風で飛ばされて水飛びとなって水漏れに至ることが稀にあります。この青いコーティングは、これを防止するための表面処理なのです。エアコンクリーニングでは強い薬品等で洗浄しますので、コーティングが剥離することがあります。この処理はあとから加工が出来ませんので、このままご使用いただくことになりますが、全て上記の様に水漏れが発生するという訳ではありません。あくまで安全面での予防としており(新築時での使用、使い始めの水になじませるという意味で)水はじきの現象が出なければ、特に問題ありません。水はじき現象は特に使い始め時が多く、2~3年使用してますと金属部分表面がザラザラ(表現はオーバーですが)となって、水はじきの現象は少なくなります。

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