室外機から室内に空気が入ってくることはありません
室内機と室外機は空ではつながっていないので、室外機のホコリや汚れが室内機から出てくることはありません。
エアコン室内機からホコリが飛んでくる、カビくさいといったケースでは、室外機を掃除しなくても全く意味はありません。室内機だけの掃除だけでいいのです。
じゃあどんな時に室外機を掃除すればいいの?
室外機の熱交換器(アルミフィン)が目つまりしている場合には、掃除が必要です。目つまりしてると、いろんな症状を引き起こしてしまいます。
・エアコンの効きが悪くなる
・運転してしばらくするとエアコンが急に停止してしまう
・室外機から「ブーン」と唸るような異音がするようになる。場合によっては振動を伴う場合もあります。
こんな場合は室外機の掃除が必要だ
室外機は外で使用することを前提に設計しているので、室外機本体が多少汚れていても、問題はありません。
ただし、こんな場合は掃除が必要です。
・ペットの毛が室外機裏側の熱交換器にべったりついている
・落ち葉が室外機裏側の熱交換器にべったりついている
・台所用換気口が室外機近くにある場合・・・排気された油を、室外機が吸ってしまう
具体的に室外機はどんな掃除をすればいいの?
エアコン室外機の掃除は、裏側にある熱交換器(アルミフィン)の掃除が必要です。
アルミフィンは薄いアルミの羽が無数に並んでいます。刷毛やほうきでアルミの目に沿って上から下へとブラッシングして、ホコリを落とすようにして下さい。ホコリや汚れを払い落すことで、周りの空気を吸い込むことが出来るようになります。
油分などが付着して刷毛やほうきで落とせにくい場合は、中性洗剤をスプレーボトルにいれ熱交換器にまんべんなく噴霧して下さい。しばらく時間を置いたら、ホースで洗剤分を洗い流してください。
室外機はもともと室外に置くことを前提に作られているので、多少水がかかっても問題ありません。
アルミフィンは薄い金属の羽なので、素手で触ると手を切ってしまうことがあります。軍手などして、掃除するようにしましょう
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