エアコンの室外機は、ベランダがる場合には、ベランダに設置することが多いと思います。
ベランダが広ければ、問題はないのですが、狭い場合問題が発生することがあります。
具体的には、エアコンの効きが悪くなる可能性があるのです。
室外機は裏から空気を吸って、暖かい空気を前方に吐き出します。
夏場に室外機の前を通りかかったとき、ただでさえ暑いのに、さらに室外から熱い空気を浴びさせられます。
もう、ぐったりしちゃいますよね。
エアコンの仕組み的にこれは特段問題ありません。
ただし狭いベランダに室外機を置いてある場合には、注意が必要です。
ベランダが狭いと、室外機と塀との間にスキマがあまりとれません。
このような状況だと、室外機から出る熱風が、目の前の塀にあたり反射します。
そしてその反射した熱風を、室外機裏から、再度吸い込んでしまうのです。
このような問題を「ショートサーキット」と呼びます。
ショートサーキットの状態だと、熱効率が悪くなり、エアコンが冷えなくなるといった症状を引き起こすことがあります。
そんな室外機がショートサーキットを起こしている場合には、どんな対策をとればいいか想像できますか?
室外から出る熱風は、水平に吹き出るので、正面にある塀にぶつかってしまいます。
ならば水平にでる熱風を、塀の上方に向けて吹き出してあげると、ショートサーキット問題を解決することが出来ます。
これで熱風を上方に向けて上げれば、解決できる分かりました。
では具体的にどうやって、風向きを変えればいいのでしょうか?
風向きを変えるには、室外機にルーバーを取り付ければいいのです。
室外機の前面に、ルーバーを取り付けるとこんな感じになります。
ルーバーは自由に角度調整出来るので、状況に合わせて向きを変えてください。