当社のエアコンクリーニングをご依頼くださった実際のお客様の話です。当社だけではなく他社のエアコンクリーニングに関しても、相当勉強されているようでした。
とくに洗浄剤について、とても気にされているようでした。
「どのような成分なのか?」
「エアコンクリーニングに使う洗浄剤は人体に影響はないのか?」
「エアコン洗浄剤はエアコン内部に残ることはないのか?」
あまりにも気にされているようでしたので、理由を聞いてみました。
このお客様以外にも「洗浄剤」について、気にされてる方は多いです。
「ちいさな赤ちゃんいるから、使う洗浄剤が気になる」と理由が多いのですが、このお客様は違いました。
「エアコンが原因で入院してました」
思いもよらない答えが返ってきました。
エアコンが原因で入院??
わたくし「エアコンが原因で入院とは、どういうことですか?」
お客様「実はエアコンの中にカビが見えたので、カビ取りスプレーを噴霧したんです。そのエアコンを使い続けたら、気分が悪くなり結果入院することに。。。」
入院した原因は「カビ取り剤」
その後、頭が痛くなり息苦しさを感じ、めまいや吐き気がするようになったそうです。
まさしくカビ取り剤の成分である、次亜塩素酸ナトリウムが引き起こす症状です。
わたくし「カビ取り剤を噴霧した後、水か洗浄剤などで洗いながしましたか?」
お客様「いえ、カビ取り剤を噴霧してそのまま放置してしまいました」
噴霧しただけなのでエアコン内部に「カビ取り剤」が残ってしまい、エアコンを運転させるたびに気化したカビ取り剤が風に乗って部屋中に充満したのです。
その部屋で呼吸を続ければ、当然次亜塩素酸ナトリウムの影響を人体が受けてしまいます。
「カビを発見!」したら「カビ取り剤!」というふうにすぐに連想しますが、安易にエアコンに使ってしまうとこのような結果を起こしてしまいます。
自分で洗浄するなら、大量の水で洗い流すこと
カビ取り剤やエアコン洗浄剤は、人体に関してはよくないものです。
自分でカビ取り剤やエアコン洗浄剤を使ったら、必ず「最後に大量の水で洗い流すようにして下さい」
洗剤の成分をエアコン内部に残さないことが重要です。
エアコンクリーニング業者を探す際は、「安全な洗浄剤を使っているか?」ということも大切ですが、「最後大量の水で洗い流しているか?」も確認するようにしてください。
「少量の水でのすすぎ洗い」をしているエアコンクリーニング業者も少なからずいます。大量の水を使わないので作業工数が減らすことが出来るのです。激安のエアコンクリーニングでは、料金を抑えるために少量の水でのすすぎ洗いになりがちです。検討の際は十分に確認するようにしてください。
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