通常浴室ドア下に換気のための「通気口」がついています。
お風呂の換気扇を運転させると、ドアの通気口から部屋の中の空気が浴室内に入り込んできます。
空気が流れ込むということは、空気に交じって浮遊しているホコリも浴室内に入りこんでくるのです。
体を洗ったりシャワーを使うと、ドア下の「通気口」に水がどうしてもかかってしまいます。
換気の際に濡れている「通気口」にホコリが付きやすくなるのです。
さらに、そこにカビが発生するのです。
そこで浴室メーカー各社、ホコリやカビがつきにくい「浴室ドア」を発売しています。
いずれも、通気口を下部から違う場所に移動させています。
メーカーによって移動位置は異なります。
では具体的に見ていきましょう。
リクシル「キレイドア」
従来のようなドア下にある通気口を、ドアの縦枠に通気口を埋め込んだようです。
ドア縦枠に通気口をつけたようですが、ドア下のほうの部分は水が跳ねやすいですよね。「ホコリやカビがつきにくい」というリクシルのキャッチコピーはどうなんでしょうか?少し疑問が残ります。
TOTO「スッキリドア」
TOTOのスッキリドアは、リクシルのレキレドアと違い通気口を浴室ドア上部に移動させました。丈夫であれば、水ハネも少ないのでおすすめです。
ただし、掃除が不要になったわけではありません。
空気の流れがあるということは、ホコリも一緒に流れているとお言うことです。
ホコリが流れれば、ホコリがどうしても付着してしまいます。
背伸びをして、ドア上部を覗いてみると・・・・
「あらま、こんなに汚れが・・・」
なんてことになっています。
こんな時は、毛先の長いブラシで払い落すようにしましょう。
とくにおすすめなのが、この「スキマブラシ」です。
ブラシの幅と角度が絶妙です。
月1回程度は、ブラシでさっとホコリを落としちゃいましょう。
パナソニック「スキットドア」
パナソニックのスキットドアは、TOTOのスッキリドアと同様に通気口が上部にあります。
見逃せないのが、「パッキンレス」
各メーカーとも通気口の位置を変更しているのと同時に、ゴムパッキンを廃止した点も見逃せません。
水がハネやすいドア下部分のゴムパッキンは、とてもカビやすいからです。
ゴム製品はカビが生えやすいので、「そもそもパッキンは必要ないのでは?」と前々から思っていました。
今後浴室のリフォームを検討される際には、浴室ドアにも検討材料にしてみてくださいね。
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