エアコンの機能に「カビ見張り」と「カビみはり」という機能があります。
「カビ見張り」は日立の一部エアコンについている機能です。「カビみはり」はパナソニックの一部エアコンについている機能です。
「見張り」の部分が漢字かひらがなの違いだけなので、「どちらも同じ機能なのでは?」と思う方が多いと思います。
ともに「カビ対策」の機能ですが、決定的な違いがあります。
日立エアコン「カビ見張り」
日立の「カビ見張り」とは、部屋のカビ発生を防ぐ機能です。
部屋の温度と湿度を見張り、カビの発生しやすい温湿度(室温10℃以上、湿度70%以上のとき)になると、自動的に除湿運転を行ないます。
旅行や出張など長期間にわたって家を空ける場合には、おすすめの機能です。
除湿運転は4時間経つと自動的に停止します。(日立様より回答いただきました)
パナソニックエアコン「カビみはり」
パナソニックの「カビみはり」とは、部屋の温度・湿度をセンサーが感知し、カビが成長しやすい条件が12時間続くと、自動でエアコン内部を高温加熱・乾燥させる機能です。
【本体内部おそうじ運転】運転時間について
常に湿度が高い場合には、24時間フルに乾燥運転を続けることになるので、電気代が高くなるのではと心配でした。
なのでそのあたりパナソニックに問合せました。
パナソニックからの回答は、乾燥運転は40分間だそうです。梅雨時期などで常にカビが成長しやすい条件が続く場合には、12時間ごとにチェックするので1日に2回(40分間x2回)乾燥運転することになります。
まとめ
日立のカビ見張りは「部屋のカビを見張る」機能。
パナソニックのカビみはりは「エアコン内部のカビを見張る」機能。
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