お風呂場に発生しやすいチョウバエとチャタテムシ

「お風呂に虫が発生して困っている」という相談をよくいただきます。たいてい「チョウバエ」の場合が多いですが、チャタテムシが発生してしまうこともあります。

割合的にはチョウバエ85%、チャタテムシ10%、その他5%といった感じです。

チョウバエとチャタテムシそれぞれの特徴をまとめてみました。

チョウバエ

チョウバエの成虫は4-5mm程度で、体全体が灰黒色の毛でおおわれています。

チョウと言っても飛ぶ力は非常に弱く、フワフワと飛ぶ程度です。お風呂場などの壁にとまっていることが多いです。

チョウバエが発生しやすい場所

チョウバエは、家中の汚れがたまっている場所で繁殖をします。

・キッチンや洗面、お風呂、洗濯パンなどの排水溝

やはり水周りは汚れやすいので、その汚れにチョウバエが卵を産みつけ繁殖を繰り返すのです。

水周りでも特にお風呂場は発生しやすい場所になります。

「髪の毛」「石鹸カス」「皮脂汚れ(人間の体からでる)」「カビ汚れ」などお風呂場は汚れでいっぱいです。

お風呂場の中でもバスタブ下(エプロンを外す)が、一番汚れている場所です。

普段エプロンを外さなければ、見えない場所なので、注意が必要です。

チャタテムシ

大きく分けて3つの種類が存在します。

「ヒラタチャタテ」「コチャテ」「カツブシチャタテ」の3種類です。

ともに成虫は体長1-2mm程度の小さい虫です。

またヒラタチャタテ特徴は「ハネがない」のが特徴です。

チャタテムシが発生しやすい場所

・畳の下

・押し入れや収納の中

・お風呂場

・書籍

・動物標本

・お米、小麦粉、乾麺など

お風呂場で見かけるチャタテムシは、ヒラタチャタテが多いような気がします。

またチャタテムシは、「カビを栄養源とする」に注目しましょう。

なので、カビが発生しやすい場所にチャタテムシは発生するのです。

ということは、お風呂場は湿度がつねにあるので、チャタテムシが発生しやすい場所なのです。

チョウバエ、チャタテムシを発生させないためには

チョウバエ、チャタテムシともに、汚れがたまっている場所で繁殖します。

なので汚れをためこまないことが重要です。常に掃除するようにしてください。

毎月1回は浴槽のエプロンを外して、掃除してください。



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