ダイキンエアコン「うるさら」には、加湿機能がついている機種があります。
エアコンと加湿器を別々に買うより、エアコンだけ買えば加湿もできるということで人気の機種です。
うるさらの加湿機能の特徴は『無給水式』です。
水の補給が必要ないのです。
室外機が空気中にある水分子を集め、きれいな水だけを室内に送り込みます。
そんな便利なエアコンの加湿機能ですが、どきどきトラブルを起こす時があります。
それは加湿機能を使った時だけ、激しい音がするのです。
「ごぉーごぉー」
「ばひゅっばひゅっ」
「ぼこっぼこっ」
表現は難しいのですが、かなりのでかい音です。
爆音と言っても言い過ぎではないくらいです。
エアコン加湿器爆音問題の原因は『加湿ホース』にあり
この加湿機能の音問題ですが、原因は『加湿ホース』にあったのです。
空気中の集めた水分は室外機から『加湿ホース』を通して室内に運ばれるのです。
その加湿ホース内に結露が発生し、結露水が換気ホース内にたまります。
たまっている結露水に室外機から運ばれる空気が通過するときに激しい音が鳴るという訳です。
なので、この激しい音をなくすのには、加湿ホースから結露水を取り除いてあげればいいのです。
写真に写っている結束バンドを外せば、加湿ホースは簡単に取り外せます。
加湿ホースにたまっている結露水をサクションポンプを使って抜いてみよう
そして外した加湿ホースの先端に、サクションポンプを差し込み、いっきに水を抜くだけです。
今回の方法で、加湿器爆音問題は解消されます。
ただし、一時的に解消されるだけです。
しばらくすれば、また結露水がたまり、まだエアコンから爆音が響くかもしれません。
根本的な解決法
本来であれば、加湿ホース内が結露してはいけません。
結露水が発生してしまうからです。
では、なぜ結露してしまうのでしょうか?
加湿ホースの設置不良
加湿ホースが波打ったり、勾配がとれていなかったりすると、徐々に湿気がたまってしまいます。
加湿ホースの長さ設定が間違っている
加湿器付きエアコンは、取り付けた際に、リモコンで『加湿ホースの長さ設定』をしなければなりません。
その設定が間違ってたりすると、音がなったり、霧の量が少なくなったりしてしまします。
実際の加湿ホースの長さとリモコンの設定の長さが一致するよう設定を見直してください。
断熱不足
加湿ホースは断熱仕様になっていますが、加湿ホースにつながれているパーツは樹脂でできています。
メーカーでは、この問題を把握しており、対応パーツも用意してあります。
メーカーに相談してみてください。
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