お風呂のお湯を沸かすときに、設定した温度まで温まらずぬるい場合があります。
「給湯器の故障かなぁ」と思い、修理を依頼する前にまずは試してみてもらいたいことがあります。
それは、「まずは循環金具を掃除しましょう」ということです。
で、「循環金具」って聞いたことありますか?
聞いたことがない方も多いかと思います。
けど見れば「ああ、そのことなんだ!」と思います。
これです。この金属のことを「循環金具」と呼びます。
では、この循環金具の掃除の仕方を説明していきますね。
まずは、循環フィルターを外します。
「はずす」の方向にカチッとひねるだけで、簡単に外すことが出来ます。
バスタブのお湯を給湯器まで吸い込む際に、この循環フィルターを通すことによってゴミや髪の毛などを通さないようにするためのものです。もしも循環フィルターがなければ、ゴミや汚れが給湯器まで吸い込まれ故障などの原因になってしまいます。
写真をよく見ると半分くらい目詰まりしかけています。
このような状態だと、十分なお湯が給湯器まで届かなかったり、給湯器で温められたお湯がバスタブまで戻されにくくなります。
そうなると「43℃に設定したけど、どう考えても40℃言ってないような気がする・・・」ということになりかねません。
なので、この循環フィルターを掃除しましょう。
掃除には、歯ブラシを使うとよいでしょう。歯ブラシを使いフィルターの目つまりを取り除きます。
循環フィルターを掃除しても、まだ「ぬるい」場合には「フィルターガイド」を掃除してみましょう。
フィルターガイドとは、循環フィルターを外したあとに見える部品のことです。
通常はネジ止めされていることが多いです。(ピン止めタイプなどいろいろな種類があります)
ドライバーでネジを抜き取り、フィルターガイドを手前に引き抜きます。
フィルターガイドは、複雑な構造なので、髪の毛やゴミなど詰まってしまうこともあります。
歯ブラシや毛先の長いブラシなどを使い、汚れをかき出しましょう。
100円ショップで便利そうなブラシを見つけました。
本来は、急須や醤油・ソースさし、調味料入れの注ぎ口の掃除用らしいです。
ですが、フィルターガイドのスキマの掃除に持って来いです。
リングがついていますので、お風呂場の壁に引っ掛けておくことが出来るので便利そうです。
いままで説明してきたように「循環フィルター」と「フィルターガイド」を掃除することにより、設定した温度にちゃんと温まるようになる可能性も高いです。
みなさん、この循環フィルターを掃除する必要性を知らない方が多すぎると感じてます。
製品の中に下記のような「循環フィルターの掃除の仕方」シールが入っています。
本当はリモコンやエプロンの近くにこのシールを張ることを想定していると思うのですが、実際にはあまり見かけません。
シールが貼ってないことで、みなさんの認知度を低いのではないかと思ってます。
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