毎年、冬になると憂鬱になることがひとつあります。それは、静電気です。
もともと静電気がたまりやすい体質なのか、ドアノブに触ると「バチッ」と火花がでて、「痛っ!」と声を上げることがあります。
コンビニに入るときは自動ドアなので、なんの躊躇いもなく店内に入れます。ただこのあとが問題です。
飲み物を冷蔵ショーケースから取り出そうと、取手を触るのが怖いのです。。。
バチッときても、衝撃をあまり感じないように、人差し指で取手を2,3回「パシッ」とビクビクしながら払いのけています。
その様子を見られると、少し恥ずかしい思いをします。
またレジで、お釣りをもらうとき、店員さんの手が触れたときに、「バチッ」と来る時があるので、これもまた怖いのです。
それがいやなので、いまではコンビニでは、電子マネーを使うようになりました。
お釣りのやり取りがないので、静電気とはおさらばできます。
今年の冬は静電気に怯えずに過ごせるよう、対策を十分にしたいと思ってます。
なぜ「バチッ」と静電気が発生するのか?
物質はどれも、プラス・マイナスの電気を同じ量持っています。同じ量なので、それらは打ち消しあって電気を帯びていません。
ただし物質同士をこすり合わせたりすると、一方の物質のマイナスの電気がもう一方の物質に移動することにより、それぞれの物質がプラスやマイナスの電気を帯びます。このたまった電気が静電気なのです。
静電気を帯びた物体が、金属などの電気を通しやすい物体に近づいたり触れたりすると、一瞬にマイナス電気が流れ出ます。放電です。
このときバチッと音をたて、ときには火花が見えることもあります。
冬に静電気が多く発生するのはなぜ?
みなさん、夏に静電気を感じたことは少ないと思います。
夏は湿度も高く、たくさん汗もかきます。人間の体の表面には水分が多くなります。
水は電気を逃がしやすい性質があるので、体に電気がたまりにくいのです。
逆に冬は、湿度も低く気温も低いので、汗もあまりかかないので、皮膚は乾燥しています。静電気がたまりやすい状態なのです。
冬には何枚も服を重ねたり、マフラーを巻いたりするので、服同士がこすり合うのです。
こすれ合うことによって、静電気が発生するのです。
おすすめ静電気対策法
キーホルダー型静電気除去グッツ
キーホルダー式なので、鍵と一緒に付けておいたり、ポーチに入れておけば使いやすいです。
使い方はいたって簡単です。
ドアノブや車体などの金属部分に近づけるだけです。
人体にたまった静電気が、キーホルダーから放出されます。
ブレスレッド型静電気除去グッツ
こちらは手首につけておく、ブレスレッド型の静電気除去グッツです。
ブレスレッド型の利点は手首につけておくだけで、静電気のことなど全く気にしなくていいことです。
ただしキーホルダー式のもの比べ、いまひとつのようです。
キーホルダー式のものと併用して使うようにすれば、効果的だと思います。
静電気防止シート
こちらの静電気防止グッツは、シールやマグネットでドアなど「バチッ」ときそうな電気ショックを感じる所に貼っておくだけです。
あとはドアノブに触る前に、静電気防止シートに触れおきます。
そうすると、静電気が除去されるので、あの嫌な「バチッ」がなくなります。