みなさん、「かさ上げ」っていう言葉聞いたことありますか?
漢字で書くと「嵩上げ」です。
かさ上げとは、「いままでより高くする」ことです。
持ち上げるという意味です。
なので「洗濯機のかさ上げ」とは、洗濯機を持ち上げて高くするということです。
洗濯機の下にスキマありますか?
洗濯機本体と洗濯パンの間に、スキマをつくるために、洗濯機のかさ上げをします。
最近はドラム式洗濯機が、人気があるようです。
家電量販店などに行くと、目立つ場所にドラム式洗濯機が置かれていて、縦型洗濯機は隅のほうに追いやられています。
そのドラム式洗濯機ですが、洗濯パンの上に乗せると、スキマがほとんどありません。
スキマがないときに、スキマを作るために、洗濯機をかさ上げすることがあります。
ではスキマないと何か、不都合があるのでしょうか?
なぜ洗濯機をかさ上げしてスキマをつくるのか?
では洗濯機をかさ上げしてスキマをつくるのは、なぜでしょう?
それはスキマができれば、洗濯パンや排水溝を掃除できるようにするためです。
スキマがないと手が入らないので掃除することができません。
洗濯機を使っているうちに、徐々に排水口が汚れてきます。
というか、めちゃくちゃ排水口って汚れやすいのです。
排水口の汚れをほっておくと大変なことに。。。
この汚れやすい排水口を掃除しないで、ほっておくと大変なことになりかねません。
排水口を掃除しないでいると、こんなことになります。
1.排水口がつまり、洗濯パンから水があふれだす
2.悪臭がするようになる
上記を予防するためにも、洗濯機をかさ上げして、スキマを作ることが必要なんです。
スキマをつくるには、かさ上げ台が必要
洗濯機と洗濯パンの間に「かさ上げ台」を挟み込みスキマを作ることができます。
このかさ上げ台ですが、探してみるといろいろなメーカーから販売されています。
比較的安いかさ上げ台の高さは、6cmくらいのもが多いかと思います。
高さが10cmくらいのかさ上げ台もありますが、比較的料金は高めです。
安いものだと、2,000-3,000円くらいでしょうか。
高いものだと10,000円くらいするのものあります。
高さが4cmくらいの差で、そんなに値段が違うのか?と思われるかもしれません。
しかし、この4センチの差って、ものすごい差なんです。
ドラム式洗濯機は、重いものだと100kg近いものまであります。
10cmの高さのかさ上げ台で、100kgを支えるには、かなりの強度が必要になります。
なので実際に、安いかさ上げ台と高いかさ上げ台と並べて比べてみると、その違いにビックリすると思います。
大きさもひと回り大きいですし、重量も数倍あります。
これくらい、頑丈なかさ上げ台でないと、重い洗濯機を支えることができません。
なぜかさ上げ台は10cm以上がよいの?
排水口の掃除をする場合、洗濯機の隙間から上記のような排水口のパーツを取り出さなければなりません。
封水筒やワンの大きさは約10cmの大きさがあるのです。
なので洗濯機のスキマが10cm程度ないと、排水パーツを取り出せないのです。
安めの高さ6センチのかさ上げ台を使って、洗濯機を設置したけど、いざ排水口の掃除をしようとしたら、排水パーツが取り出せないってことがないよう注意しましょう。
高さが10cm以上ある、おすすめのかさ上げ台
カクダイ 洗濯機用かさ上げ台 437-100
メーカーのカクダイは水道用品・水栓金具(蛇口、器、洗面所、キッチン、浴室、トイレ、
これ以上安いかさ上げ台だと、水回りとは関係ないメーカーが作っていることが多いが、水回りメーカーだと安心できます。
それに防振ゴムが付いているので、別途購入しなくて済むのもポイント。
縦型洗濯機や小型のドラム式洗濯機のように、洗濯パンに洗濯機の脚が余裕を持って設置出来ている場合に、おすすめです。
テクノテック イージースタンドD105
株式会社テクノテックという会社が製造しているかさ上げ台です。この会社ですが、洗濯機防水パンや排水トラップの開発、製造をしているメーカーです。
その洗濯パンに熟知している会社が、作っているかさ上げ台なので、ほかのかさ上げ台と比べて安心感が全然違います。
値段は他と比べて少々お高めですが、自信をもってオススメします。
洗濯機が防水パンにギリギリに置かれていいる場合には、こちらの「イージースタンドD105」を使うようにしてください。カクダイのものですと、かさ上げ台から洗濯機の脚がはみ出す場合があります。
これから洗濯機を設置する場合には、マルチメゾン MM6-WG701 がおすすめ
これから洗濯機が家に届くという場合には、マルチメゾン MM6-WG701がおすすです。
センタートレイ(真ん中の星形のもの)が4つのかさ上げ台を固定できるので、安定性はバツグンです。
また全面カバーが、取り外し式になっているので、スッキリして見栄えがいいのもおすすめポイントです。
なるべく洗濯機を設置する前に、かさ上げ台を準備しておきましょう。設置業者に言えば、かさ上げ台の上に洗濯機を置いてもらえます。設置したあとからかさ上げしようとすると、洗濯機は重いので、移動が大変になります。