消音防虫弁とは?
エアコンのドレンホースに取り付ける「消音防虫弁」ってご存知ですか?
消音防虫弁とは、エアコンのポコポコ音問題を解決したり、ドレンホースからの虫の侵入を防ぐグッツです。
長さは10cm弱で、ドレンホースに取り付けるだけなので、誰でも簡単に取り付けることできます。
ドレンホースをハサミで切って、消音防虫弁をビニールテープでとめてやるだけです。
値段も安く、手軽に取り付けることが出来るため、使用する方も増えています。
ただし普及する反面、あるトラブルの原因になる場合があるのです。
そのトラブルとは、「エアコンの水漏れ」です。
エアコンの水漏れを引き起こす可能性がある
ドレンホースの先端に「消音防虫弁」取り付けてあります。
では、消音防虫弁を外してみましょう。
真ん中が、何やら黒っぽくなっているのが分かりますか?
そして上から覗くと、汚れが溜まっているのが分かると思います。
さらに、逆止弁を外すとこんな感じです。
エアコンを普通に使用していても、部屋の中のホコリや汚れがドレン水と一緒にドレンホースに流れます。
わずかな量のホコリでも、ちりも積もれば山となります。
逆止弁部分に汚れが溜まると、弁が機能しなくなり、水が流れなくなります。
水が流れなくなるとエアコン室内機から、水が逆流して水漏れを引き起こすのです。
消音防虫弁を取り付けたら、定期的なメンテナンスを!
消音防虫弁は、いろいろなメーカーが製造しています。
どのメーカーの消音防虫弁も、「透明」の部材で作られています。
何故だと、思いますか?
それはわざと中が見えるようにしているからです。
中が汚れてきたら、「ちゃんと掃除しましょう」というサインなのです。
弁は簡単に取り外せるので、外して毛先の長いブラシで洗いましょう。
洗ったら元の通りドレンホースに取り付けて、完了です。
夏の冷房を使う時期には、ときどきベランダに出て、消音防虫弁が汚れていないかチェックするようにしましょう。
チェックを怠ると、エアコン真下にあるテレビに水がかかり故障するような事態にもなりかねません。
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