日本では12月に大掃除を風習があります。
1年間でたまったホコリや汚れをキレイにして新年を迎えたいものです。
せっかく年1回大掃除をするのであれば、年1回はやるべきことを大掃除のついでにやってしまいましょう。
火災報知機の点検
マンションに住んでいるのであれば、年2回ほど火災報知機の点検を全世帯一斉にすることが多いと思います。
しかし一戸建ての場合、自分で点検をするしかありません。
ぜひとも、大掃除と一緒に点検することをおすすめします。
点検することは2つあります。ひとつは「外観の点検」もうひとつは「機能の点検」です。
外観の点検
煙感知部および熱感知部にホコリなど異物が付着していないか確認してください。特にキッチン近くの火災報知器は油で汚れていることが多く、ホコリが非常に付きやすいのです。
汚れやホコリが付いている状態だと、正常に煙や炎を感知できなくなる可能性があります。
本体を取り外す
本体を左に回すと、本体カバーが外れます。
※外すとき感知部を持ってはずさないこと。 故障して火災を感知できなくなるおそれがあります。
お掃除をする
本体および感知部にホコリが付いていたら、掃除機で吸い取ってください。その際、感知部に掃除機の先があたらないよう注意してください。
本体が汚れたら、布を水または中性洗剤に浸し、充分に絞ってから拭き取ってください。その際、煙感知部に触れないよう注意してください。
もとに戻す
掃除をし終わったカバーを右に回し、元の位置に戻します。
機能の点検
『警報停止/テスト』ボタンを短押す
『警報停止/テスト』ボタンを短押しする(3秒未満)。引きひもタイプの火災報知器の場合は、引きひもを引きます。
音声や表示灯で、正常か異常か電池切れなのかを知ることが出来ます。
電池切れの場合、新しい乾電池に交換しましょう。
また異常がある場合には、すぐに修理を依頼するなり新しい火災報知機に交換するようにしてください。
いざというときにちゃんと動作しないと意味がありませんよね。
トラッキング現象
コンセントのホコリを掃除しないままでいると、トラッキング火災をおこしてしまう危険性があります。トラッキング現象お聞きになったことありますか?
コンセントと差込口のスキマにホコリが詰まると、火災を起こすことがあります。
テレビや冷蔵庫、洗濯機などほとんどコンセントをつけっぱなしにしていることも多いかと思います。
しかし、年に1度はコンセント抜きホコリがついていないかチェックするようにしましょう。
防災グッツの点検・入れ替え
あっては欲しくはないですが、いつ何時発生するかもしれません。
災害などで準備している防災グッツですが、いざ使おうとしたときに。。。。
・食品の賞味期限が切れていたり
・乾電池から液漏れしていたり
こんな状態だと、防災グッズの意味がありません。
こんなことにならないために最低でも年1回はチェックするようにしましょう。
食品は賞味期限が切れてたら、入れ替えるようにしましょう。
また期限まじかの食品は、普段の食事として使い切り、新しいものに入れ替えて下さい。