みんさん、腱鞘炎(けんしょうえん)という言葉を聞いたことがありますか?
わたしの実家では、理容業を営んでおり、父親がよく「腱鞘炎」に悩んでいたので、この言葉は小さい時から知っていました。
腱鞘とは、骨と筋肉をつないでいる腱を包み、腱が滑らかに動くよう支える滑車のような働きをする組織です。
腱鞘炎とは、この腱鞘と腱がこすれ合って炎症を起こす病気です。
パーマ屋さんや床屋さんは『ハサミ』の使い過ぎで、「腱鞘炎」になる人が多いようです。
毎日毎日、数百回、数千回ハサミを使っているので、親指に負担がどうしてもかかるのだと思います。
主に親指の使い過ぎで起こる「ドケルバン病」(狭窄性腱鞘炎)
腱鞘炎にもいくつか種類があるようだが、主に親指の使い過ぎによる腱鞘炎のことを「ドケルバン病」と呼ぶようです。
ハウスクリーニングの仕事をしている人は、パーマ屋さんや床屋さんと同じように「親指を酷使」する動作が多いのです。
- タオルを絞る動作が多い
- 指に力を入れ「擦る」動作が多い
- ブラシやスポンジなど掃除道具をつかむ動作が多い
とくに五徳のこびり付きを一枚刃で削り落としたり、シンク磨きの時の指には相当な力が入っています。
なので知り合いのハウスクリーニング同業者に聞くと、ほとんどの方がドケルバン病にかかってるようです。
しかし中には、腱鞘炎には無縁の人もいます。
もともと腱や腱鞘が丈夫なのか、はたまた親指に力を入れないでも汚れを落とせる技術があるのか。。。。
腱鞘炎対策法
腱鞘炎になって、病院に行っても何もしてくれません。
せいぜい湿布薬も渡される程度です。
病院の先生からは、『なるべく親指を動かさないようにしてください。そうすれば、そのうち治ります』と言われます。
しかしハウスクリーニングでは、手を動かさなければいけないで、親指が動いただけで激痛が走るのです。。。
あるいは、手術をすすめられることもあるようです。
でも、手術って抵抗ありますよね?
出来ることなら、手術は避けたいものです。
そこで腱鞘炎に効く、アイテムを紹介します。
「親指サポーター」というものです。
名前の通り、親指をサポート(ホールド)するアイテムです。
親指を動かすと、痛みが走るので、親指を固定してしまおうというものです。
数週間、いやへたすると1,2か月の間、仕事を休んで療養できる余裕があるのであれば、そのほうがよいと思います。
けど、そんな余裕がある方は少ないと思います。
なので親指を固定する方法が一番よいのかと思います。
また「アスカ鍼灸院」院長の福辻さんという方が、腱鞘炎改善プログラムを販売しているようです。
全額返金保証がついているようなので、一度試してみるのもいいかも。