みなさん、炊飯器の掃除は毎回掃除していると思います。
炊飯器のどの部分を掃除していますか?
『内釜』と『内ふた』は多くの方が掃除していると思います。
なぜなら、目に見えて汚れているからです。
食べ物を扱う家電なので、汚れていればすぐ洗いたがりますよね。
でも実は、炊飯器は『内釜』と『内ふた』以外にも掃除すべき箇所が3つあります。
温度センサー
炊飯器はご飯を美味しく炊くために、常に温度をコントロールしています。
その温度を正しく把握するために「温度センサー」が炊飯器にはついています。
内釜を外した本体の底や側面に付いています。
この温度センサーですが、汚れていると正しく温度を把握するとこが出来なくなることがあります。
正しい量の水やお米を入れても、ご飯がべちゃべちゃになったり、お米の芯が残って固くなる場合があります。
温度センサーの汚れがついている場合には、キレイに拭きとるようにしましょう。
蒸気キャップ
ご飯を炊いている最中に発生する蒸気がふきでる場所です。
発生する蒸気がこのキャップを通過しますので、このキャップの中はお米のでんぷんでベチョベチョになっています。
毎回使うたびに掃除しないと、とんでもないことになるかも。。。
この蒸気キャップですが、簡単に取り外すことが出来ます。
外したら、シンクでじゃばじゃば水洗いすることが出来るので、隅々までキレイにすることが出来ます。
比較的複雑な構造になっているので、細かい部分は歯ブラシなのでしっかり掃除しましょう。
吸気口
家電製品はモーターやヒーターなどで熱が発生するので、吸気口と排気口があります。
これは炊飯器に限らず、ほとんどの家電製品についても同様です。
炊飯器の場合、ヒーターでかなりの高温になるので、空気の通りをよくして、熱がこもらないようにしています。
さて、炊飯器の吸気口はどこになるでしょうか?
ぐるっと前から側面、後ろを見渡しても、吸気口や排気口らしき箇所が見当たらないと思います。
「えっ、じゃあどこになるの?」
実は炊飯器本体の底面にあるんです!
こんな風に底面にスリットが入っているんです。
「っていうか、茶色っぽいのはフィルターですか?」
『いいえ、この茶色く見えるのは油まみれのホコリです!』
そうなんですが、炊飯器はキッチンにおいてあるので、油煙をホコリと一緒に吸気口から吸ってしまうんです。
油煙でホコリがベトベトになっているので、吸気口はこのように悲惨な状況のことが多々見受けられます。
このような状態だと、吸気口から十分な空気を取り込むことが出来ません。
十分な空気を取り込むことが出来きなければ、換気がうまく出来ず、炊飯器自体に負荷がかかり故障する原因にもなります。
吸気口は底面についているため、忘れがちな場所です。
炊飯器を長持ちさせる意味でも、時々は本体をひっくり返して掃除するようにしてくださいね。