クルマに乗っている間も、WI-FIを使いたいと思ったことありませんか?
・家族でドライブに出かけた時に、騒ぐ子供達にyoutubeやNetflixやHuluなどの配信サービスで動画を見せて、おとなしくさせときたい。
・ノートパソコンを広げて、ちょっとした仕事を済ませたい。
・移動の間にオンラインミーティングをしたい。
・車載ナビでなく、タブレットにインストールされたカーナビアプリを助手席や後ろの席でも見ていたい。
クルマの移動中でも、オンライン化出来れば、車内は自宅や会社と変わらない快適な空間になりえるのです。
車内WI-FI化を実現するには、モバイルルーターがお手軽
では車内WI-FI化を、実現するにはいくつか方法があります。
スマホのテザリング
テザリングはとても便利なスマホの機能です。
自分が使っているスマホをアクセスポイントとして、他のスマホやタブレット、ノートパソコン、プレーステーション、ニンテンドースイッチなどの端末でインターネットを利用できるのです。
とても便利なテザリングですが、デメリットもあります。
- すぐに通信料の上限を超えてしまう
- スマホのバッテリー消費が激しい
- 電話がかかってくるとテザリングが切れてしまう
テザリングを利用すると当然だが、スマホのデータ通信量が消費されます。とくに動画を見たり、パコソン作業すると著しく通信量が消費されます。
そうなると通信制限がかかってしまうこともあるのです。
またテザリングを使用すると、バッテリー残量が急速に低下してしまいます。もしもバッテリー残量がゼロになれば、当然ながらテザリングできなくなります。
「通信料」「バッテリー消費」のことを考えると、長時間の運用が必要とされる車内WI-FIを実現するにはテザリングでは難しいでしょう。
テザリングはあくまで、緊急時の短時間用として使うのが正解だと思います。
モバイルルーター
車内WI-FIには、モバイルルーターを使えばいいのではと思う方が多いと思います。
モバイルルーターなら、テザリングのようなデメリットはありません。
たしかにモバイルルーター用に、データ通信simを契約しないといけないですが、それさえクリア出来れば、車内WI-FI化も難しくはありません。
しかし、どのモバイルルーターでもいいわけではありません。
車内WI-FI用に適したモバイルルーターがあるのです。
電源のオン・オフが面倒くさい
これからドライブに出かける時のことを想像してみてください。
あなたは、まずは車に乗り込み、エンジンをかけます。
そしてモバイルルーターの電源を入れる。
目的地の途中、食事のためモバイルルーターの電源をオフにする。
ふたたび車に乗り込み、モバイルルーターの電源をオンにする。
モバイルルーターを車で使うとなると、電源のオン・オフが結構面倒なんですよね。
クルマが動き出してから、モバイルルーターの電源入れ忘れに気付くことも少なくはありません。
それならシガーソケットから電源を取り、ずっとモバイルルーターを起動させておけば?と思う方がいるかと思います。
たしかに、そうすれば電源のオン・オフを意識しないで済みます。
モバイルルーター常時起動だと、バッテリー切れの可能性が
でもモバイルルーターをシガーソケットから給電している間は問題ないけど、エンジンを長時間切っているとバッテリー切れの可能性が出てきます。
よく考えると、エンジンとモバイルルーターが連動したらいいと思いませんか?
エンジンがかかるとモバイルルーターの電源が自動的入り、エンジンが切れると自動的に電源が落ちる。
そうすればバッテリー切れの心配もないし、全くWI-FIの事すら意識しなくてもいいのです。
それを実現する方法があるのです。
それはモバイルルーターのバッテリーを外して、シガーソケットから給電する方法です。
でもモバイルルーターに詳しい人の中には、「モバイルルーターってバッテリーレスの状態だと、シガーソケットから給電しても電源が入らないよ!」という人がいると思います。
たしかに、ほとんどのモバイルルーターは、バッテリーが外されている状態だと、電源が入りません。
ただし、バッテリーが外されている状態でも電源がはいるモバイルルーターが存在するのです。
富士ソフト FS030W、FS040W
このモバイルルーターは、バッテリーが外されている状態でも電源がはいるのです。
つまりシガーソケットにシガーソケットチャージャーを差し込み、富士ソフトのモバイルルーター(バッテリーを外しておく)をつないでおけばいいのです。
USBドングルという手もあります
USBドングルとは、USBポートに挿す小型機器のことを言います。
シガーソケットチャージャーのUSBポートにUSBドングルを挿すだけでデータ通信することが出来るのです。
USBドングルには、バッテリーがありません。通電したら電源が入る仕組みです。
モバイルルーターより小型ですので、車内専用で使用するにはUSBドングルのほうが向いていると思います。
車内専用用途だと、USBドングル。車内だけでなく、普段の外出用にも使うなら、モバイルルーターがよいでしょう。